1.3.8a(日本語版) からのアップグレードについて

1.3.8a(日本語版) からのアップグレードについて

※【注意】 ZenCartPro-R は、商品マスタ情報周りのDB構造が通常の Zencart とは異なっているため、Zencart1.3.8a からのバージョンアップは出来ません。
顧客・注文データのコンバートは可能ですが、商品データ・オプションデータは別途CSV等の中間ファイルを作成して登録しなおしていただく必要があります。

以下は Zen Cart Pro に関する情報となります。
※Zen Cart Pro は、有限会社ビッグマウスの提供する Zencart1.3.8a(日本語版) v2.4 以降からのアップグレードのみ対応しています。
※コアファイルを変更していたりオーバーライドを使っていない・サードパーティのモジュール等を利用している場合は思わぬエラーが発生する事が有りますのでそのような場合はアップグレードは行わないでください。

<アップグレード作業の基本的な流れは、以下の通りです>

1、新規にZen Cart Proをサーバーにアップロード
2、既存のZencart1.3.8a の設定ファイルを Zen Cart Pro の設定ファイルに置き換える。
3、設定ファイルで指定されている既存 Zencart のDB情報を元に上書きインストールを行い、DBの差分を追加
4、稼働を確認したのち、Zen Cart Pro のサイトに、画像ファイルと共に既存サイトで行っていたテンプレート等のカスタマイズをマージして適用

※ データベースのアップグレードでは、差分のチェックを行い不足しているデータの追加を行います。すでにDB上にあるテーブルに関しては上書きはいたしませんので、管理画面の「一般設定」などでの設定内容と共に表示項目名なども変わりません。

ご注意:
Zencart1.3.8a v2.7b で修正された「テキストオプション」に関するSQLの対応が済んでいない場合にはアップグレード前に適応する必要があります。 ※詳細はインストールガイドをご覧ください。

<作業手順>

1.既存のDBとすべてのファイルをバックアップします。

2.www ディレクトリ以下のすべてのファイルを新規にアップロードし、パミッションの設定を行ってください。
※ インストールガイド.txt 参照!

3.Zen cart Proに既存のZencart1.3.8aのconfigure.phpをコピーします。
/includes/configure.php
/admin/includes/configure.php
の2つの設定済みファイルを新規インストールされた Zen Cart Pro の対応ディレクトリに上書きコピーしてください。

※この際、もしショップのディレクトリが変更になる場合にはパスの設定を修正してください。

4.ブラウザで、インストールプログラムに直接アクセスします。
http:// Zen cart Pro設置ドメイン/設置ディレクトリ/zc_install/

5.通常のインストール同様進んで行き、システム検査まで進みます。

システム検査のページで新規インストール・アップグレードの選択が出ている事を確認してください。
※この時点でアップグレードの選択が出ていない時は 3 の操作を間違っている可能性が高いのでconfigure.phpを確認してください。
※もし、「アップグレード」の選択が出ない場合は決して先に進まないでください。

6.「データベースのアップグレード」を選択して次へ進みます。

7.必要な項目に入力した後に "データベースをアップデートする" を選択して次へ進んでください。

8.設置完了のページが表示されましたらDBのアップデート作業は終了です。

もしエラーが出た場合は上記手順のなんらかに誤りが有りますので、DBをバック
アップした物に復元した後に再度手順を確認しながらアップデートを試してください。

9.既存のZencartファイルの新サイトへの適用
既存のサイトで利用していた以下のファイル類を新サイトに適用します。
・DIR_WS_IMAGES(デフォルトは/images)内に保存されている画像
・オーバーライドしたテンプレートファイル
・オーバーライドした言語ファイル
・includes/languages/japanese/html_includes 内ファイル(英語を利用している場合はenglish内も)
・その他オーバーライドしたファイルが有る場合はそれらのファイル

※追加した画像、並びにディレクトリなどのパミッション設定を再度ご確認ください。

以上でアップグレード作業は終了です。

カテゴリ・商品・商品オプション・メタタグ情報・メーカー・注文ステータス・クーポン情報に関してはDBの上書きの際に、インストール時に利用している言語(通常は日本語 [言語ID2])のデータを携帯用[言語ID3]に対してコピーしてありますので必要に応じて携帯端末の環境に合わせて修正してください。